krewDashboardアプリのアクセス権の設定はコメント機能に影響します。

「アプリ」のアクセス権

• 「レコード閲覧」権限がない場合、アプリにアクセスするとエラーが発生します。
• 「レコード追加」権限がない場合、スレッドの「追加」ボタンが無効になります。既に存在するスレッドへのコメントの追加は可能です。
• 「レコード編集」権限がない場合、スレッド名の「編集」ボタンが無効になります。コメントの追加は可能です。
• 「レコード削除」権限がない場合、スレッドの「削除」ボタンが無効になります。
• 「ファイル書き出し」権限がない場合、ツールバーの「エクスポート」ボタンは無効になります。
  
  

「レコード」と「フィールド」のアクセス権はコメントにのみ影響します。krewDashboardのコメント機能はkintoneのレコードを使用し、「Dashboard_ThreadTitle」フィールドにスレッド名を入力します。

「レコード」のアクセス権

• 「閲覧」権限がない場合、そのレコードは表示されません。
  たとえば、レコードのアクセス権を次のように設定した場合、売上情報のスレッドは表示されません。
  

• 「編集」権限がない場合、そのレコードは編集できますが、「保存」ボタンをクリックするとエラーが表示されて保存できません。
  たとえば、レコードのアクセス権を次のように設定した場合、売上情報のスレッド名は編集できますが「保存」ボタンをクリックするとエラーが表示され保存できません。
  

• 「削除」権限がない場合、そのレコードは削除できません。
  たとえば、レコードのアクセス権を次のように設定した場合、売上情報スレッドの「削除」ボタンをクリックするとエラーが表示され削除できません。
  

「フィールド」のアクセス権

• 「Dashboard_ThreadTitle」フィールドの「閲覧」権限がない場合、コメント機能を利用できません。
  

• 「Dashboard_ThreadTitle」フィールドの「編集」権限がない場合、スレッドの「追加」およびスレッド名の「編集」ができません。既に存在するスレッドへのコメントの追加は可能です。
  

アクセス権の一覧表

上記に説明したものを表にすると、以下のようになります。

krewDashboardではグラフやピボットテーブルが参照するkintoneアプリのデータを変更しませんので、「閲覧」権限の設定がkrewDashboardに影響します。

• アプリの「レコード閲覧」権限がない場合、グラフにエラーメッセージが表示されます。
  
• レコードの「閲覧」権限がない場合、そのレコードはグラフの集計に使用されません。
  たとえば、レコードのアクセス権を次のように設定した場合、ユーザー「関東営業」は関東のデータのみ表示されます。
  
• フィールドの「閲覧」権限がない場合、グラフにエラーメッセージが表示されます。