レコードの値を使用したフィルタ

krewDashboardをkintoneのレコード詳細画面やkrewSheetのサブウィンドウで表示している場合、表示しているレコード（krewSheetのサブウィンドウの場合はフォーカスがあるレコード）のフィールドの値をフィルタの条件に使用することができます。

他のレコードを表示した際にフィルタの条件に指定しているフィールドの値が変わった場合は集計元アプリのデータを取得します。

設定例

フィルタ前の表示：

フィルタの設定（「レコードの値を含む」を選択し、表示しているレコードの同じ値の試験のデータを集計）：

フィルタ後の表示：

数値フィールドの値は日付フィールドのフィルタ条件に指定できないなど、利用できるフィールドタイプの組み合わせは以下のとおりです。表の縦方向のフィールドは条件を指定するフィールド、横方向のフィールドはそのフィールドの条件に指定する値のフィールドです。

フィールドタイプ	文字列（１行）	リッチエディター	文字列（複数行）	数値	計算（数値（例：1000））	計算（数値（例：1,000））	計算（日時（例：2012-08-06 2:03））	計算（日付（例：2012-08-06））	計算（時刻（例：2:03））	計算（時間（例：26時間3分））	計算（時間（例：1日2時間3分））	ラジオボタン	チェックボックス	複数選択	ドロップダウン	日付	時刻	日時	添付ファイル	リンク	ユーザー選択	組織選択	グループ選択	ルックアップ	レコード番号	作成者	作成日時	更新者	更新日時	ステータス	作業者
文字列（１行）	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇		〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇
リッチエディター	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇		〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇
文字列（複数行）	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇		〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇
数値	〇	〇	〇	〇	〇	〇																			〇
計算（数値（例：1000））	〇	〇	〇	〇	〇	〇																			〇
計算（数値（例：1,000））	〇	〇	〇	〇	〇	〇																			〇
計算（日時（例：2012-08-06 2:03））	〇	〇	〇				〇	〇								〇		〇									〇		〇
計算（日付（例：2012-08-06））	〇	〇	〇				〇	〇								〇		〇									〇		〇
計算（時刻（例：2:03））	〇	〇	〇						〇
計算（時間（例：26時間3分））	〇	〇	〇							〇
計算（時間（例：1日2時間3分））	〇	〇	〇								〇
ラジオボタン	〇	〇	〇									〇			〇															〇
チェックボックス	〇※2	〇※2	〇※2										〇	〇
複数選択	〇※2	〇※2	〇※2										〇	〇
ドロップダウン	〇	〇	〇									〇			〇															〇
日付	〇	〇	〇				〇	〇								〇		〇									〇		〇
時刻	〇	〇	〇						〇							〇	〇	〇									〇		〇
日時	〇	〇	〇													〇		〇									〇		〇
添付ファイル																			〇
リンク	〇	〇	〇																	〇
ユーザー選択																					〇					〇		〇			〇
組織選択																						〇
グループ選択																							〇
ルックアップ	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1	※1
レコード番号	〇	〇	〇	〇	〇	〇																			〇
作成者																					〇					〇		〇			〇
作成日時	〇	〇	〇				〇	〇								〇		〇									〇		〇
更新者																					〇					〇		〇			〇
更新日時	〇	〇	〇				〇	〇								〇		〇									〇		〇
ステータス	〇	〇	〇									〇			〇															〇
作業者																					〇					〇		〇			〇

※1. コピー元のフィールドが数値型のフィールドの場合は数値フィールドと同じ、それ以外は文字列（１行）フィールドと同じになります。

※2. 条件として、「次のフィールドのいずれかの値と等しい」または「次のフィールドのいずれの値とも等しくない」を選択した時、フィールド値に「;」を使用することで複数キーワードでの検索が可能です。

日付フィールドの値を日時フィールドの条件に指定した場合、当時刻の時刻には「00:00」が補完されます。
文字列（１行）フィールドの値を日付フィールドの条件に指定する場合は、和暦の書式の文字列は使用できません。「yyyy-m-d」や「yyyy/m/d」などの書式の文字列を文字列（１行）フィールドに入力されている必要があります。
アプリコードが含まれるレコード番号フィールドの値を数値フィールドの条件に指定した場合、アプリコードを除いたレコード番号フィールドの値が使用されます。
1度取得したデータはキャッシュされます。同じ値のレコードを表示した場合にはキャッシュしたレコードが使用されます（kintone APIを使用してデータを取得しませんが、ダッシュボードは再描画されます）。krewDashboardの再読み込みやブラウザのページ更新によりキャッシュはクリアされます。