krewDataは、複数のkintoneアプリのデータを集計・加工し、新しいkintoneアプリを作成したり、既存アプリのデータを更新することができるプラグインです。krewDataでデータの集計・加工結果を出力したアプリは、通常のkintoneアプリとして使用することができます。
また、krewDataはOneDrive、BoxなどのクラウドストレージにあるExcel/CSVファイルを読み込み、データ編集フローの集計・加工データとして利用することができます。集計・加工した結果データは、kintoneアプリに出力する場合と同様にクラウドストレージにExcel/CSV形式で出力することができます。
スケジュール実行
特定の日時にスケジュールしたタイミングでレコードを集計できます。
リアルタイム実行
kintoneアプリのWebhook、API呼び出し、またはkrewSheet連携による任意のタイミングでレコードを集計できます。
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krewData専用アプリは、単一または複数アプリを対象にデータを集計・加工するためのデータ編集フローを作成できるため、特定の管理者に限定して運用することをお勧めします。
リアルタイム実行の契機となるWebhook設定、任意実行APIによるカスタマイズ、またはkrewData連携設定を行った業務アプリは、通常のkintoneアプリと同様に一般ユーザーが利用することを想定しています。
krewDataはアプリのレコードを自動で削除/更新/追加する機能を含んでいます。
krewDataではお客様のアプリのデータを保持しておらず、kintoneではトランザクション機能を有していないため、出力アプリのデータを処理前の状態に復元する機能は提供されていません。処理中に予期しないエラーが発生した場合、利用方法によっては出力アプリのデータの消失や不整合が発生する可能性があるので、以下のような利用方法をお勧めします。
※入力アプリのデータが影響を受けることはありません
リアルタイム実行利用時の注意事項を以下で説明しております。ご利用前にご一読ください。
krewDataは、krewDataを動作させる専用のアプリ(krewData専用アプリ)にkrewDataプラグインを追加して使用します。krewData専用アプリはアプリテンプレートとして提供しています。
krewData専用アプリでは、データの集計・加工方法を定義するデータ編集フローをアプリ設定のプラグイン設定画面で行い、それ以外のアプリの機能を一部利用します。krewData専用アプリの 詳細は「krewData専用アプリについて」を参照してください。
krewDataの機能を利用するためには、そのほかのkintoneアプリが必要になる場合があります。krewDataが動作するkintoneアプリの詳細は「関連するkintoneアプリ」を参照してください。
具体的な利用開始の手順は「利用開始の手順」で詳しく説明しています。