リアルタイム実行は、kintoneアプリからのWebhook通知、任意実行API、またはkrewSheet一覧画面からのリアルタイム実行要求により、呼び出し先の「実行単位」に配置したデータ編集フローを実行することができます。
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- リアルタイム実行には、同一の実行単位における1分あたりの実行回数が5回までの制限があり、制限を超える頻度で実行を要する業務には対応できません。
- 同一ドメイン環境でスケジュール実行のデータ編集フローが実行中の場合、リアルタイム実行のデータ編集フローは実行を待機し、スケジュール実行が終了した後に実行を開始します。
- Webhookで通知されるレコード追加、ステータス更新など、操作の種類に応じて実行するデータ編集フローを変えたい場合は、それぞれの操作ごとに実行単位を作成する必要があります。
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グループ実行
ひとつの実行単位には複数のデータ編集フローを追加することができます。各データ編集フローは実行順序に従い、前のデータ編集フローの実行が完了した後に、次のデータ編集フローが実行されます。
スケジュール実行タブで作成したフローの利用
スケジュール実行タブで作成したデータ編集フローを実行単位に追加し、Webhook通知、任意実行API、またはkrewSheet連携によりアルタイム実行することができます。
リアルタイム実行の利用の流れ
リアルタイム実行では、最初にWebhook通知、または任意実行API からの呼び出し単位となる「実行単位」を作成し、kintoneアプリのデータを集計・加工する手順を定義する「データ編集フロー」を追加します。次に、データ編集フローにkrewDataのコマンドを追加し、データの集計・加工方法を設定します。最後に、作成したデータ編集フローを実行してkintoneアプリへデータの登録/更新/追加を行います。
- 実行単位の作成と管理
- データ編集フローの設定
- 実行単位の実行
- 実行ログの確認
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- リアルタイム実行により実行可能なデータ編集フロー数(リアルタイム実行フロー数)はライセンスにより制限があります。制限はkintoneのドメイン単位で適用されます。
- ひとつの実行単位に2つのデータ編集フローを設定した場合、リアルタイム実行フロー数は「2」とカウントされます。
- スケジュール実行タブで作成したデータ編集フローを実行単位に追加した場合、当該フローはリアルタイム実行により実行されるため、リアルタイム実行フロー数としてカウントされます。
- ユーザー情報が登録されていない場合や有効でない場合、実行単位は実行されません。
- ライセンスやユーザー情報が無効な場合、URLは無効となり以降の実行は行われません。
- 実行単位を作成したkrewData専用アプリが削除された場合、登録済みのURLは次回実行時に無効になります。
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