krewData標準アプリは、krewDataマネジメントアプリの管理下に入ることで、各種設定を自動的に取得して利用できるようになります。これにより、各種設定作業や管理の手間を削減できます。
管理下に入ることのメリット：
- 休日設定、外部サービス情報、ユーザー情報、ドメイン単位の採番設定などが自動的に適用され、個別に設定する必要がありません
※krewDataマネジメントアプリ側の設定により、適用される項目は異なります - 組織／部署で定められた設定をそのまま利用できるため、設定ミスのリスクが減少します
- 設定の更新や変更はkrewDataマネジメントアプリ管理者が行うため、メンテナンスの手間がかかりません
- 外部サービスの認証情報などの機密情報を直接扱う必要がなく、安全に利用できます
なお、krewDataマネジメントアプリの管理下に入らずに、独立して運用することも可能です。
krewDataマネジメントアプリの選択
設定手順
- krewData標準アプリのプラグイン設定画面を開きます
- 左側のメニューから「マネジメントアプリの選択」を選択します
- ドロップダウンリストから、管理を委ねるkrewDataマネジメントアプリを選択します
- リストには、同じkintone環境内で利用可能なすべてのkrewDataマネジメントアプリが表示されます
- 「選択なし」（デフォルト）を選ぶと、独立運用となります
- 設定を反映するため、アプリを更新します
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管理下に入った場合の動作
krewDataマネジメントアプリの管理下に入ると、以下の設定項目に鍵アイコンが表示される場合があります。これは、その設定がkrewDataマネジメントアプリ側で管理されていることを示します。これらの設定は、krewData標準アプリ側では読み取り専用となり、変更はできません。
- 休日設定：krewDataマネジメントアプリで定義された休日設定のみ使用可能です
- 外部サービス設定：krewDataマネジメントアプリで登録された外部サービスアカウントのみ使用可能です
- ユーザー情報：実行ユーザーのアカウントがkrewDataマネジメントアプリから指定されます
krewDataマネジメントアプリ設定変更時の注意点
krewDataマネジメントアプリの設定を変更すると、各種設定の動作が変わります。以下の表に、それぞれの項目でどのような変化が起こるかをまとめています。なお、以下は各種設定がkrewDataマネジメントアプリによって管理されている場合のみ該当します。
各設定項目の動作変更一覧
| 設定項目 | 管理下に入る場合 | 別のkrewDataマネジメントアプリへ切り替える場合 | 管理を解除する場合 |
|---|---|---|---|
| 実行ユーザー | krewDataマネジメントアプリで設定されたユーザーに自動切り替え | 新しいkrewDataマネジメントアプリで設定されたユーザーに自動切り替え | 再設定が必要 |
| ドメイン単位の採番設定 | 影響なし（追加・使用ともに可能） | 影響なし（追加・使用ともに可能） | 影響なし（追加・使用ともに可能） |
| 休日設定 |
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| 外部サービス情報設定 |
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設定変更により、休日設定や外部サービス情報設定でエラーが発生した場合は、現在利用可能な設定を選択し直す、または新たに設定してエラーを解消してください。
krewDataマネジメントアプリが削除された場合
krewDataマネジメントアプリが削除されると、以下のエラーメッセージが表示されます。
対処方法：
- 「マネジメントアプリの選択」メニューから、以下のいずれかを選択します
- 別の利用可能なkrewDataマネジメントアプリを選択
- 「選択なし」を選択して独立運用に戻す
- アプリを更新し、マネジメントアプリの設定エラーを解消します
- データ編集フローでエラーが発生している場合は、現在利用可能な設定を選択し直す、または新たに設定してエラーを解消します
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