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スライサーの設定

スライサーを利用すると集計対象を簡単に絞り込み、また、何で絞り込まれているのかを一目で把握することができます。同じデータアプリを使用しているグラフ/ピボットテーブルがスライサーの絞り込みの対象となります。

以下にスライサー作成の流れを説明します。

  1. 左のグラフエリアからページエリアにスライサーをドラッグ&ドロップします。
  2. アプリ選択ダイアログでスライサーで使用するアプリを選択します。

    選択したアプリはフィールドエリアのアプリ選択アイコンから変更できます。
  3. 右のフィールドエリアから抽出条件を指定したいフィールドを選択します。
  4. 左のグラフエリアからページエリアにグラフをドラッグ&ドロップします。
  5. アプリ選択ダイアログでスライサーと同じアプリを選択します。

    ※同じデータアプリを使用しているグラフ/ピボットテーブルがスライサーによる絞り込みの対象になります。
スライサーの設定

スライサーの設定

リボンエリアの「デザイン」タブの「スライサーの設定」によりスライサーの設定ダイアログが表示され、ヘッダーのテキスト、ソートやフィルタ処理を設定することができます。

以下のようにデータのないアイテムの表示方法を指定することができます。

スライサーのデザインを簡単に変更

「スタイルの変更」で14種類のスタイルから任意のデザインを選択することができます。

初期選択項目の設定

デフォルト設定では初期表示時にスライサーの項目は全て選択された状態になりますが、以下の手順で初期表示時のスライサーの選択項目を指定することができます。

選択項目の指定方法はフィルタの指定方法に似ており、選択した項目の条件を指定します。フィルタ同様、フィールドタイプごとに指定方法が異なります。

フィールドタイプ 指定方法
文字列(1行)/リンク/レコード番号 項目名と等しい(等しくない)または含む(含まない)キーワードを入力します。
例) 「段ボール」を含む項目と「コピー用紙」を選択
数値 項目の値と等しい(等しくない)値または範囲を入力します。
例) 500以上900以下の値の項目を選択
ラジオボタン/チェックボックス/複数選択/ドロップダウン フィールドの項目を選択します。
例) 「半導体」と「ねじ」を選択
日付/時刻/日時/作成日時/更新日時 項目の日付/時刻/日時と等しい(等しくない)値または範囲を入力します。
例) 2019年の項目を選択
ユーザー選択/組織選択/グループ選択/作成者/更新者 項目のユーザー/組織/グループを含むユーザー/組織/グループを選択します。
例) 「葡萄 太郎」を選択

krewDashboardをkintoneのレコード詳細画面やkrewSheetのサブウィンドウで表示している場合、レコードの値を使用したフィルタと同様に表示しているレコードのフィールドの値を条件に使用することもできます。

例)表示しているレコードの「名前」フィールドと同じ項目を選択

設定項目

書式エリアからもスライサーの書式を設定することができます。変更するスライサー要素をドロップダウンから選択します。

krewDashboardではスライサー要素の以下の項目を設定することができます。

スライサーの要素 項目 備考
グラフエリア 塗りつぶし グラフ全体の背景色を指定
高さ
文字の色 スライサー全体の文字の色を指定
フォントサイズ スライサー全体のフォントサイズを指定
列数 スライサー項目の列数を指定
ボタンの高さ スライサー項目の列数を指定
ヘッダー 文字の色 ヘッダーの文字の色を指定
フォントサイズ ヘッダーのフォントサイズを指定
タイトル 任意のテキストを指定
水平方向の配置
選択済みアイテム 塗りつぶしの色
文字の色
未選択アイテム 塗りつぶしの色
文字の色
  • スライサーはスタンダードエディションでのみ利用できます。
  • 以下のフィールドはスライサーで使用できません。
    • リッチエディター
    • 文字列(複数行)
    • 添付ファイル
    • カテゴリー
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