krewData
外部入出力に関する注意点

krewDataで外部ファイル入出力を行う際の注意点について説明します。

クラウドストレージサービスのアカウント

krewDataでは、外部のクラウドストレージにアップロードされているファイルの読み込み、およびkrewDataで加工・編集したレコードを外部のクラウドストレージに出力することができます。

krewDataがクラウドストレージにアクセスするためのアカウントは、krewDataを利用するお客様者自身のアカウントを使用します。外部ファイル入出力の設定を行う前に、下記いずれかのクラウドサービスのアカウントをご用意ください。

クラウドサービスのアカウントをお持ちでない場合は、外部ファイル入出力を行うことはできません。
クラウドストレージへのアクセス許可

krewDataは、データ編集フローの実行時にお客様のアカウントを使用してクラウドストレージのファイル入出力を行います。この際、クラウドサービスの認証には、お客様がクラウドサービスにサインインして取得した認証情報(トークン)を使用します。

  1. クラウドサービスへのサインイン(データ編集フローの設定時に実施)
    1-1. krewDataのプラグイン設定画面からクラウドサービスにサインインし、認証情報(トークン)を取得
    1-2. 取得した認証情報(トークン)を利用者がkintone内に作成した外部サービス情報アプリに保存
  2. データ編集フロー実行時の認証
    2-1. データ編集フロー実行時に外部サービス情報アプリから認証情報(トークン)を取得
    2-2. 認証情報(トークン)を使用してクラウドサービスの認証を行い、クラウドストレージのファイルを入出力

外部サービス情報アプリには外部サービスの情報を扱うための重要な情報が格納されますので、アプリに適切な権限を付与して厳密に管理してください。データ編集フローの作成時、および実行時に必要なアプリのアクセス権については、以下を参照してください。

認証情報(トークン)の有効期限

クラウドサービスの認証に使用する認証情報(トークン)には有効期限があります。トークンはデータ編集フローを実行する度に自動更新されますので、定期的にデータ編集フローを実行している場合は有効期限も都度延長されます。

トークンが有効期限切れになるケース

一定期間、データ編集フローの実行を行わなかった場合はトークンが更新されず有効期限切れとなります。この場合、次のデータ編集フローの実行時にトークンを使用した認証ができず、データ編集フローの実行に失敗します。

対処方法

トークンの有効期限切れによりデータ編集フローの実行に失敗した場合は、サービス情報設定ページで再度クラウドサービスへのサインイン操作を行ってください。サインイン操作を行うことでkrewDataは新しいトークンを再取得します。

参考情報

クラウドサービスの使用制限

krewDataとクラウドサービス間の通信(サインイン、ファイル情報の取得、ファイル入出力)は、すべてクラウドサービスが提供しているAPIを使用して実施しています。krewDataから呼び出すクラウドサービスのAPIリクエスト数は以下を参照してください。

各クラウドサービスのAPIには、単位時間当たりの呼び出し回数やその他の使用制限があり、これを超えた場合は当該アカウントによるアクセスが制限され、データ編集フローの実行に失敗します。

クラウドサービスの使用制限を超過してデータ編集フローの実行ができなくなった場合はkrewDataの使用を中断し、制限が解除された後に使用を再開してください。

参考情報

接続対象のクラウドサービスによっては、契約で定められた月当たりのAPIコール数等を超過した場合に課金が発生する場合があります。課金の有無や利用可能なAPIコール数の上限などの詳細につきましては、お客様が使用しているクラウドサービスの契約内容をご確認ください。

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