krewDataの機能 > スケジュール実行 > データ編集フローの設定 |
データ編集フローの設定は、プラグイン設定画面の「フロー設定」タブで行います。
データ編集フローの設定に使用するコマンドが表示されます。各コマンドの詳細は「コマンド」で説明しています。
コマンドパネルからコマンドをドラッグ&ドロップしてフロー作成エリアに追加します。
krewDataは、kintoneアプリのレコード取得、更新、削除などの操作を行うために内部的にkintone REST APIを使用しています。1日に実行できるAPIリクエスト数には制限があります。現在のデータ編集フローを実行した際に使用されるAPIリクエスト数は、フロー作成エリアのヘッダー部に表示されます。 1日に実行できるAPIリクエスト数の制限値については、kintoneヘルプ「制限値一覧」のkintoneREST APIの制限値を参照してください。 |
データ編集フローは以下の3つのステップで作成します。
データ編集フローは「入力アプリ」コマンドで始まり、「出力アプリ」コマンドで終ります。
例外として、RepotoneU出力コマンドは出力アプリコマンドの後に接続して、またはコマンドをデータ編集フローに単独で配置して使用します。 |
入力アプリコマンドと出力アプリコマンドの間に編集コマンドを配置し、データの集計・加工方法を定義します。各コマンドは接続線で結ばれ、コマンドで編集したデータは矢印の向きに流れます。
ひとつのデータ編集フローに配置できる入出力フローはひとつだけです。下図のように入力アプリコマンドで始まり、出力アプリコマンドで終わる独立した入出力フローを複数配置することはできません。入出力フローが複数に分かれる場合は、複数のデータ編集フローに分割してください。
ここでは、以下の集計・加工を行う場合を例に、データ編集フローの設定方法を説明します。
データ編集フローの入力データとして使用するkintoneアプリを選択します。
設定タブは、フロー作成エリアにコマンドを追加、または追加したコマンドアイコンをクリックした際に表示されます。 |
フィールドの選択において多くのフィールドを選択すると処理時間に影響を及ぼす可能性があります。使用する必要最低限のフィールドを選択してください。 |
プレビュータブには、入力アプリから取得した最大500件のレコードが表示されます。500件以降のレコードはプレビュータブには表示されません。 |
入力データの不要なレコードを除外することでデータ編集フローの実行時間の短縮、およびAPIリクエスト数を削減することができます。 |
「入力アプリ」コマンドの後に編集コマンドを追加し、データの集計・加工方法を定義します。
設定タブの設定項目はコマンドの種類により異なります。各コマンドの詳細は「コマンド」で説明しています。 |
プレビュータブでは入力アプリのすべてのレコードを取得していない場合があるため、レコードの集計を行うコマンドのプレビューでは、集計値が実際の出力結果と異なる場合があります。 |
ここまでの手順で作成したデータ編集フローの結果データを出力するkintoneアプリを作成します。
|
[アプリの更新]をクリックし、作成したデータ編集フローを保存します。
|
フロー作成エリアには、コマンドの設定内容、フローの説明など任意のテキストをメモとして追加することができます。
メモを追加するにはフロー作成エリアの任意の位置で右クリックし、コンテキストメニューから「新しいメモ」を選択します。
また、コマンド上で右クリックして表示されるコンテキストメニューから「新しいメモ」を選択することで、コマンドに関連付けたメモを追加することができます。
複数のコマンドに関連付けたメモを追加する場合は、コマンドを複数選択した後にフローティングメニュー、または画面左のコマンドパネルで「新しいメモ」をクリックします。
フロー作成エリアに配置したコマンド/メモを上下左右揃え、均等配置することができます。
コマンド/メモを整列するには、コマンド/メモを複数選択した後に、フローティングメニュー、または画面左のコマンドパネルで任意の整列コマンドをクリックします。
krewDataを実際に操作しながら使い方を学べる「チュートリアルセット」を公開しています。チュートリアルの利用方法については「チュートリアル」を参照してください。