krewData
データ編集フロー作成時の注意点

krewDataは、複数のkintoneアプリのデータを集計・加工し、新しいkintoneアプリを作成したり、既存アプリのデータを更新することができます。出力アプリコマンドに指定したkintoneアプリは、データ編集フローの実行結果でレコードが上書き/更新され元に戻すことができません。データ編集フローを作成/実行する際は以下の点にご注意ください。

データ編集フローの動作確認を行う

データ編集フローの設定誤りが原因で意図と異なる結果データが出力され、出力アプリのデータが壊れたり、失われてしまう場合があります。実際の運用に移行する前にテスト用の出力アプリを使用し、出力データが期待通りの結果であることを確認して下さい。

出力アプリを選択する際には、通常の業務でレコードの追加/更新を行うアプリとは別に、データ編集フローの実行結果を出力する専用のアプリを用意することで、重要な業務データを保護する運用をとることができます。

一度に大量のアプリ/レコードを処理しない

データ編集フローの実行時にkintoneアプリから読み込み、または書き込みが行えるレコード数には上限があります。ひとつのデータ編集フローで大量のアプリやレコードを処理した場合、処理レコード数がkrewDataの上限設定を超えてエラーになる場合があります。

また、多くの入力アプリを使用した場合、データ編集フローで処理するフィールド数が増え、フロー設定が複雑になる場合があります。複雑なフローは長い処理時間を要するとともに、設定の誤りを誘発する恐れがあります。データ編集フローを作成する際は、一度に大量のアプリ/レコードを処理せず、必要なデータに絞り込んだフローを作成することをご検討ください。

kintone REST APIのリクエスト数を確認する

データ編集フローの実行時において、入力アプリコマンドのkintoneアプリからのレコード取得、および出力アプリコマンドのkintoneアプリのレコード更新/削除は、kintone REST APIを使用して実行されます。1日に実行できるAPIリクエスト数には制限がありますので、データ編集フローが使用するAPIリクエスト数に注意してください。1日に実行できるAPIリクエスト数の制限値については、kintoneヘルプ「制限値一覧」のkintoneREST APIの制限値を参照してください。

データ編集フローが使用するAPIリクエスト数(推測値)は、プラグイン設定画面の「データ」タブのフロー作成エリアに表示されます。

また、データ編集フローの実行により実際に使用されたAPIリクエスト数は、krewData専用アプリの実行ログで確認することができます。

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