krewData
データ編集フロー作成のポイント

krewDataは、kintoneアプリのレコード取得、更新、削除などの操作を行うために内部的にkintone REST APIを使用しています。1日に実行できるAPIリクエスト数はkintoneにより制限されています。また、大量のレコードを集計・加工するデータ編集フローは、非常に長い処理時間を要してしまう場合があります。

この項では、データ編集フローを効率的に実行し、またAPIリクエスト数の消費を抑えるためのポイントを説明します。

入力レコードの絞り込み

krewDataは入力アプリコマンドが読み込んだレコードをすべて処理します。入力アプリに保存されているすべてのレコードを集計・加工対象にする必要がない場合は、入力アプリコマンドのフィルタ設定で絞り込みを行い、データ編集フローが処理するレコード数を減らすことを推奨します。

入力アプリコマンドの設定例

今年度のレコードを対象に集計を行う際のフィルタ設定例。「日付」フィールドに「2018年4月1日以降」のフィルタを設定。

不要なフィールドの除外

レコード数と同様に、アプリのフィールド数も処理時間に影響を与える要因となります。入力アプリコマンドで集計・加工に必要なフィールドのみを選択することを推奨します。

入力アプリコマンドの設定例

集計に必要なフィールドのみを選択する。

出力方法の選択

出力アプリコマンドには、再生成/更新/追加の3種類の出力方法があります。「再生成」は出力アプリに存在するすべてのレコードをすべて削除し、データ編集フローの結果データを再出力しますが、実際に更新されたレコードが全体の一部である場合は効率的ではありません。

この場合、出力方法に「更新」を設定することを検討してください。「更新」では出力アプリのレコードのうち、変更があったレコードのみを更新します。

出力アプリコマンドの設定例

出力方法に「更新」を指定。変更があったレコードのみを更新する。

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